02.18Wed/水

LOCARI(ロカリ)

「演じきった自分をほめてあげて」年末年始に増える “大人の相談”

帰省することを楽しみにしている人もいれば、人知れず悩んでいる人もいます。「実家がしんどい」と感じたとき、誰かに話したことはあるでしょうか。子育ての悩みを抱えた母親たちが、自分の親との関係についても相談している子育て支援センターがあります。

「実家に帰りたくないんです」

高知市の地域子育て支援センター「いるかひろば」の理事長である土居寿美子さんのもとには、年末年始によくこんな相談が寄せられます。

高知市地域子育て支援センター「いるかひろば」で子どもと関わる土居寿美子さん  / いるかひろば提供
高知市地域子育て支援センター「いるかひろば」で子どもと関わる土居寿美子さん / いるかひろば提供

ポロッとつぶやく

ーー子育て支援センターは、子育てに悩んだときに相談できる場所だと思っていました。実家との関わりの相談まで受けているとは意外です。

ここでは泣いていい

ーーどんなアドバイスをするのでしょうか。

Adobe Stock / mk33masa
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聞き流してOK

ーー帰省しているときにストレスを回避する方法はあるのでしょうか。

土居寿美子(どい・すみこ) / 特定非営利活動法人いるかひろば理事長 / 高知県梼原町出身。保育士。2007 年に港孕保育園内にある地域子育て支援センター「いるかひろば」の常勤スタッフに。2019 年 11 月に特定非営利活動法人いるかひろばを設立。
土居寿美子(どい・すみこ) / 特定非営利活動法人いるかひろば理事長 / 高知県梼原町出身。保育士。2007 年に港孕保育園内にある地域子育て支援センター「いるかひろば」の常勤スタッフに。2019 年 11 月に特定非営利活動法人いるかひろばを設立。

親のサポートも必要

ーー土居さん自身は、実の親との関係をどう受け止めていらっしゃいますか。

自分を守る方法を見つける

2007年に子育て支援センターができるタイミングで異動してスタッフとして働くことになり、「私がやりたかったことはこれだったんだ」と感じました。子育て支援センターには親子で来所するので、子どもの様子だけでなく親子の関係を見ることができ、母親の話も聞けます。私が話を聞いて寄り添ってほしかったように、私がお母さんたちの話を聞いてあげたい。そう思いながら働いています。

著者:小林明子
OTEMOTO創刊編集長 / 元BuzzFeed Japan編集長。新聞、週刊誌の記者を経て、BuzzFeedでダイバーシティやサステナビリティの特集を実施。社会課題とビジネスの接点に関心をもち、2022年4月ハリズリー入社。子育て、教育、ジェンダーを主に取材。