「アンニュイメイク」で大人の魅力をUP

30代・40代の女性にとって、メイクは印象を左右する重要な要素。しかし、気づけばいつも同じメイクばかりで、マンネリになってしまうことも…。そんなとき、近年注目されている「アンニュイメイク」に トライしてみてはいかがでしょうか。今回は、 アンニュイメイクの特徴や作り方のコツを解説します。
アンニュイメイクとは?魅力や特徴をご紹介!
そもそも、「アンニュイメイク」とは、どのようなメイクなのでしょうか? はじめに、軽くおさらいしておきましょう!
アンニュイメイクの特徴

「アンニュイ」という言葉は、フランス語の「ennui」がもとになっています。本来は、「退屈」や「倦怠感」といった意味を持つ、少しネガティブな意味合いのある言葉です。しかし、今回ご紹介する「アンニュイメイク」は、そんなネガティブなイメージとは反対に魅力となります。「物憂げな印象」や「ミステリアスな感じ」を、あえて表現するメイクなんです!
アンニュイメイクの魅力

そんなアンニュイメイク。実際に取り入れると、次のようなメリットがあります。
・どこか哀愁が漂う、ミステリアスな雰囲気が演出できる
・しっかりメイクなのに無理をしている感じにならない
・儚げな雰囲気と、色っぽさを両立させることができる
・大人女性ならではの品の良さも表現できる
この物憂げな雰囲気が、現代日本のちょっぴりメランコリックな空気感とも、どことなくマッチしているのかもしれません。メイクに取り入れることで、今っぽさも演出できますよ。
アンニュイメイクがおすすめな人とは?
雰囲気を重視する「アンニュイメイク」は、工夫次第でどの年代の方でも楽しめます。なかでも、次のようなタイプの方には、とくにおすすめです。
①いつものメイクとは違った印象にしたい人
少し憂いを帯びたアンニュイメイクは、日常のオフィスシーンに登場するような、定番の万人受けのメイクとは全く異なったテイストのメイクです。

元気で明るく、誰からも慕われるようなイキイキとした雰囲気を抑え、少しトーンを落として影のある印象になります。いつもとは違った自分に挑戦したい方におすすめです。
②韓国メイク・中国メイクが好きな人
一般的に、アンニュイメイクは、目尻のアイラインを若干長めにとり、切れ長の目を作ることが多くあります。ここが、韓国メイクや中華メイクでよく見られる技法との共通点でもあるのです。

普段から韓国や中国のメイクに興味関心のある方は、アンニュイメイクも取り入れやすいのではないでしょうか。
③トレンド感のあるメイクを取り入れたい人
②とも関連しますが、アンニュイメイクは近年注目を浴びるアジアンコスメのカラー展開とも相性抜群です!

トレンド感のあるアジアンコスメの色味と、物憂げな雰囲気がマッチして、どこか今っぽさを感じられるメイクになりますよ。
④上品な色っぽさを演出したい大人女子
アンニュイメイクは、マット系のカラーで影を作るので、控えめな雰囲気もあるメイクです。多少濃いめにメイクしても、ギラギラした派手さを感じないのが特徴でもあります。

甘さを抑えて、落ち着いた色を基調にすれば、色っぽさを演出することも可能。30代以上の大人女子にもぴったりです!
基本編! アンニュイメイクを作るコツ
それでは、アンニュイメイクの基本を、具体的にご紹介していきます。メイクする方の年代や使うアイテムの色味が違っても共通となるコツなので、ぜひ参考にしてみてください。
①ベースメイクはふわっとマットな印象に
アンニュイメイクでは、儚げな雰囲気を出すために、ベースはふわっとマットな質感に仕上げます。クッションファンデーションのあとに、フェイスパウダーを使うのがおすすめです。

単にパウダーファンデーション単体を使うより、肌本来の質感を損なわずに陶器肌が表現できますよ。
②眉メイクは重くならないように意識
眉の色が重くはっきりしていると、アンニュイな印象とは真逆の快活な印象が際立ってしまいます。そのため、髪色よりもやや明るめの色を入れて、眉の印象を穏やかにします。

さらに、眉マスカラを組み合わせて、遠目からの印象を薄くし、軽やかさを出しましょう。眉色を変えるだけでも、印象が大きく変わって見えるはずです。
③アイシャドウ・チークは彩度低めをチョイス
アイシャドウやチークで使う色は、中彩度〜低彩度の絶妙なカラーがおすすめ。鮮やかすぎるとポップに、くすみすぎるとクールになってしまうので要注意です。

また、ピンクベージュやオレンジベージュなど、ニュアンスカラーもおすすめ。曖昧な色味で、「憂い」や「戸惑い」といった、繊細な表情を表現しましょう。
アンニュイメイクのやり方を解説
ここからは、具体的に「アンニュイメイク」のやり方を解説します。
1 ベースメイク
2 アイブロウ
3 アイシャドウ
4 アイライン・マスカラ
5 リップ
6 チーク
この流れでメイクをすることを想定してご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベースメイク:クッション×パウダーでマット肌に
下地を終えたら、マットなベースを作ります。まずは、下地のうえにクッションファンデーションを乗せましょう。

さらにコンシーラーで軽く肌悩みをカバーして、なじませます。このとき、明るめのコンシーラーで涙袋の土台もつくっておくと良いでしょう。その上にフェイスパウダーを乗せ、マットな質感に調整していきます。顎周りにシェーディングも入れておけば、ベースは完璧です。
アイブロウ:眉マスカラでふんわりな印象に
アイブロウは髪色よりも少しだけ明るめの色を選びます。ペンシルタイプまたはワックスタイプのアイブロウで、少し上がり気味の直線眉を描きましょう。眉を描いたら、パウダーで隙間を埋めます。さらに、その上から眉マスカラで毛自体に色を乗せていきましょう。

パウダーと眉マスカラを併用することで、毛の1本1本の青みのある黒色をカバーでき、全体の印象も軽やかでふんわりとした印象に仕上がりますよ。
アイシャドウ:同系色が集まったパレットが◎
自然な陰影を出すためにも、アイシャドウは似た色がセットになったパレットタイプを使います。選ぶのは、光沢の無いマットな中間色2色。アンニュイメイクの憂いを帯びた目は、この2色で目元におだやかな影を作るようにして表現していきます。

まずは、より落ち着いたカラーを二重幅〜目尻に塗りましょう。次に少し明るい方の色を上まぶたのアイホールと、下まぶたの涙袋に広げて、陰影をつければOKです。
アイライナー&マスカラ:近い色にすると自然に
アイライナーとマスカラは、近い色を選ぶとより自然です。儚げなアンニュイメイクにするなら明るめな色を、ダークなアンニュイメイクにするなら暗めの色が良いでしょう。まずは、黒目の内側くらいの位置から、目尻にプラス1cmほどまで、アイラインを引いていきます。伏し目がちな様子を表現するべく、やや切れ長の印象の目を作っていきます。

そのあとにビューラーでまつ毛を先端から上げ、マスカラをつけていきます。毛が細く短い目頭部分から順に塗り重ねていくことで、まつ毛1本1本の太さが合いやすくなりますよ。
涙袋:影用のライナーとラメライナーを用意
涙袋には、まず影専用のライナーを使います。やさしく微笑んだときに出てくる涙袋の下のラインに影となる線を引いて、少し指でぼかしましょう。その後、ラメの入った涙袋ライナーを使って、目頭から黒目の内側までのところに、ラメを乗せていきます。小指で少しぼかせばOKです。

下まぶたに色を入れることに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、近年定番になりつつあるので、ぜひ挑戦してみて。
リップ:くすみカラーとダークカラーのグラデを
リップは、彩度低めのくすみカラーと、明度低めのダークカラーの2色を使ってグラデーションを作りましょう。普段使っている色よりも落ち着いた色をチョイスすることで、アンニュイメイクならではの神秘的な印象を表現します。

くすみのあるカラーをベースに唇全体に塗り、中心部分にダークカラーを入れて濃淡をつけましょう。輪郭を指でぼかすと、より今風になりますよ。
チーク:パウダーでふんわりと入れていく
アイシャドウと同様に、チークもやや彩度が低めのくすみカラーがおすすめ。パウダーをブラシにとって、いつもチークを入れる位置よりも高めの場所にバランスを見ながら入れましょう。頬に入れたら、ブラシに余った粉で、顎の先端と鼻の先端に少量トントンと置いてみて。目元の憂いカラーと相まって、どこか哀愁のある印象を演出できます。

お好みに応じて、最後にパウダーハイライトも乗せるのもOK。鼻筋や顎先、頬骨の高い位置、目の内側など、バランスを見ながら追加してみてください。
30〜40代必見◎ 大人はココを意識!
30〜40代の大人女性は、肌悩みが増えたり、メイク崩れが気になったり、色の使い方に迷ったり……とメイクへのお悩みも多いですよね。

ここからは、大人世代ならではの、アンニュイメイクのポイントをご紹介していきます。
①メイクの乾燥崩れを防ぐよう仕込みを
フェイスパウダーを使用してマット肌を作るアンニュイメイクは、大人世代にとっては肌の乾燥が気になることも。

粉を吹くようにメイクが崩れるようなら、ファンデーションの前に保湿系の下地を仕込んでおくのがおすすめです。
②ベース時に肌悩みをカバーしておく
大人の肌悩みは、ベースメイクの工程でカバーしておきましょう。シミやそばかすにはハイカバーのベージュ、青クマにはオレンジ色など、肌悩みに応じた色を用意しておくとベター。

下地の次にコンシーラーを入れておけば、使うファンデーションの量も減り、より自然に仕上がりますよ。
③パール系ハイライトでツヤを仕込む
マット肌をつくるとき、パウダーでツヤを消すことになるので、大人世代はどうしても肌がパサパサした印象に見えがち。

これを解決してくれるのが、パール系のハイライトです。ほんのり仕込んでおけば、光の反射で自然と肌の透明感がUPしますよ。
④ポイントメイクは落ち着いた色をチョイス
大人世代のアンニュイメイクは色のチョイスがポイント。明るく鮮やかな色を入れてしまうと、可愛らしい印象になり過ぎてしまうので、注意が必要です。

やや暗めでくすみのあるカラーを選ぶことで、より自然な大人らしさが表現できます。チークやアイシャドウは、ブラウンやベージュ系カラーが基調のニュアンスカラーがおすすめです。
⑤塗る面積を狭める+量を減らすと控えめに
派手な印象になりすぎるのが心配なら、ポイントメイクを塗る面積を狭めたり、塗る量を減らしたりすると良いでしょう。

薄付きにさせることで、より繊細で上品な印象に仕上がります。また、ブラシや指で良くぼかすのも、自然なメイクづくりのポイントですよ。
色選びのコツをパーソナルカラー別に解説
最後に、パーソナルカラー別に、アンニュイメイクの色選びのコツをご紹介します。アイシャドウを例に、自分に合う色を探してみましょう。
イエベ春さんは暖色ベージュ系をチョイス
パーソナルカラーがイエベ春の方がアンニュイメイクをするなら、彩度が低めの色のなかでも、濁りが少なく明るめの色がおすすめ。

こんがりと焼けたトーストのように、温かみのあるベージュ・ブラウン系の色味をチョイスしましょう。
イエベ秋さんはスモーキーなブラウン系をチョイス
パーソナルカラーがイエベ秋の方がアンニュイメイクをするなら、彩度が低めかつ、くすみの強めなスモーキーなカラーがおすすめ。

深い色のコーヒーを彷彿とさせるようなブラウンや、ラグジュアリーな印象を感じるベージュカラーを取り入れてみてください。
ブルベ夏さんはピンクベージュ系をチョイス
パーソナルカラーがブルベ夏の方は、彩度が低めで、かつ黄みが少なく、明るめのくすみカラーをチョイスすると似合いやすくなります。

おすすめは、穏やかなオールドローズカラーを彷彿とさせるようなピンクが基調のカラー。やさしいピンクベージュカラーを取り入れてみてください。
ブルベ冬さんはバーガンディー系をチョイス
パーソナルカラーがブルベ冬の方は、彩度が低めのカラーのなかでも、濁りが少なく、やや赤みを感じるようなカラーがおすすめ。

ワインを連想するような深いボルドーや、ベリーのような赤みを基調にしたブラウンカラーなら、より似合いやすくなるはずですよ。
今日からできる、アンニュイメイク♡

ここまでご紹介してきたアンニュイメイク。魅力がたっぷりと伝わったのではないでしょうか? 単に若さを強調するメイクではありませんので、どの年代の方でも楽しめるメイクです。
この記事を参考に、ぜひあなたもアンニュイメイクに挑戦してみてくださいね!