秋は寒暖差の大きい季節。前の日よりも大きく気温が下がったり、1日の中でも大きく気温が変化したりします。大人も子どもも体調を崩さないように寒暖差を乗り切るコツを、気象予報士が解説します。
気をつけたい秋の寒暖差
気温の激しい変化は、この季節にはよくあることです。2022年の10月前半は、東京ではジェットコースターのような気温の変化に見舞われました。

寒暖差が大きいと体調を崩しやすくなります。人間の体には外の環境と関係なく体温を一定に保とうとする働きがあるのですが、外の気温の変化が急激すぎると、その気温変化に体が追いつかないからです。
時系列予報をチェック
気温に応じて、薄手の長袖でいいのか、それともコートが必要なのかなどの判断はどうすればよいのでしょうか。

ただし、これを見て、「今日は最高気温が15℃で最低気温が10℃だから、セーターの上に薄手のジャンパーを羽織らせればいいや」と判断するのは早計です。

時系列予報というのは、上の図にあるような時間ごとの気温や天気の変化がわかる天気予報のことをいいます。
見落としがちな風の強さ
もうひとつ、チェックしてほしいのが風の情報です。
筆者:今井明子
サイエンスライター、気象予報士。得意分野は科学系(おもに医療、地球科学、生物)。「Newton」「AERA」「東洋経済オンライン」「BUSINESS INSIDER JAPAN」「暦生活」「子供の科学」などで執筆。著書に「面白いほどスッキリわかる! 世界の気候と天気のしくみ」、共著に「こちら、横浜国大『そらの研究室』! 天気と気象の特別授業」などがある。気象予報士として、お天気教室や防災講座の講師、気象科学館の解説員なども務める。