02.17Tue/火

LOCARI(ロカリ)

「手軽でおいしくておしゃれ」が憧れ♡おしゃれな人の「毎日ごはん」の作り方

おしゃれな人の「普段の食事」が気になる

インスタ映えするテーブルコーディネートや、レストランみたいなおしゃれな一皿は憧れるけど、手間がかかりそうで普段の食卓に取り入れるのは難しそう。

簡単に作れるおしゃれな「普段ごはん」って?

家事に仕事に忙しい毎日、普段のごはんは気取っていられないのが現実ですよね。「パパッと手軽なのにおしゃれで美味しいレシピ」が作れるのが理想。

「普段レシピ」はスピードが命

教えてくれたのは、センスのいいインスタが支持を集めるフリーエディターの藤井志織さん。2児の母でもあり、毎日のご飯の支度は実はスピード勝負なんだそう。

picture

藤井志織さんプロフィール

雑誌、書籍、WEBなどで、ライフスタイルにまつわる編集や取材、執筆を行っている。担当した本に、オカズデザイン著『マリネ』、重信初江著『昔ながらのおかず』、草場妙子著『TODAY’S MAKE-UP 今日のメイクは?』や、ウー・ウェン著『丁寧はかんたん』などがある。

志織さんの「普段レシピ」4つ

志織さんが実際に作っている「おしゃれなのに実は簡単」な毎日ご飯のレシピを教えてもらいました。「分量は目分量、作り方もざっくりですが、お好みでアレンジしてくださいね」。

1. キャベツと豚肉の蒸し煮

picture

くたくたになったキャベツの甘み

少ない水分でじっくり蒸し煮にすると、野菜の味がぎゅーっと濃くなって旨味が出ます。キャベツを大きめに切っているので、リム付きのスープ皿などに盛り付けると、メイン料理としても十分な貫禄。長めに加熱して、キャベツがくたくたになったのをごはんにのせて食べるのもおいしいですよ。

材料(作りやすい分量)

最低限必要なのは、キャベツと豚こま切れ肉。夫と食べ盛りの息子2人がいる4人家族のわが家では、キャベツを丸ごと1個に、豚肉を400gくらい使います。あとは塩、こしょう。

作り方

キャベツを縦6〜8等分に切り(芯は取り除く)、豚肉に塩を振っておく。
厚手の鍋に油を熱し、豚肉を炒め、火が通ったらキャベツをのせ、酒を100mlくらい加え、ふたをして弱火で20〜40分蒸し煮にする。
塩、こしょうで味を調え、ごま油をかけたり、柚子胡椒やマスタードを添えたりして食べる。
ストウブなどの厚手の鍋がない場合は、焦げないように水を200mlくらい加えて。

志織さんのポイント

分量はあってないようなもの。豚肉が少なければ細かく切ってだしにすればいいし、キャベツが半分しか鍋に入らなければ、残りは刻んで塩もみしておけば、翌日以降に煮込んでスープに、玉ねぎを足して油(マヨネーズでも)と和えてサラダに、餃子の具にと使いまわせます。

あれば、豚肉を炒めるときに、にんにくのみじん切りやしょうがの千切り、干しエビを加えるとコクが出ます。または、にんにくとクミンシードで豚肉(ラム肉でも)を炒めて、仕上げにオリーブオイルをかけるのもよし。トマトやきのこを足してもよし。豚肉の代わりにベーコンやウィンナーでもよし。なんでもよしです(笑)。

2.お手軽ドライカレー

picture

息子たちが大喜びするメニュー

“カレーの卵のせ”は、男家族に必ず喜ばれる鉄板メニュー。ゆで卵すらも面倒なときは目玉焼きに。ひき肉は、豚でも鶏でも合挽きでも好みのもので。野菜と豆腐の水分だけで煮込むから、あっという間にでき上がります。

材料(作りやすい分量)

ひき肉の分量は500gくらい。もめん豆腐1丁を入れるなら、ひき肉は300gくらいでOK。
玉ねぎとにんじんは各1〜2個。
ケチャップは100mlくらい。
しょうが一片くらいたっぷり、ケチャップ、カレー粉、ゆで卵、ごはん、塩、こしょう。

作り方

深めのフライパンに油を熱し、みじん切りにした玉ねぎと、すりおろしたしょうがをよく炒める。

志織さんのポイント

ひき肉だけでも作れるけれど、もめん豆腐を加えるとかさ増しになるうえ、パサつかずやさしい味に。あればセロリやピーマンを細かく刻んで一緒に炒めたり、パクチーをのせたりしてもよし。

3.ピーマンの肉詰め アーモンドトマトソース煮込み

picture

手間をかけずにコクありトマトソースが完成!

ピーマンの肉詰めはそのままだと見慣れた定食料理だけど、トマトソースで煮込めばイタリア風に。パンを添えて、おもてなし料理としても。肉詰めが面倒ならば、小さめに作ったハンバーグとピーマン(ししとう、パプリカ、ナスなどでも)を別々に入れて煮込んでもOK。

材料(作りやすい分量)

ピーマン1袋(5〜6個くらい)に豚ひき肉250〜300g、玉ねぎ1/2〜1個、トマト缶1缶、小麦粉と塩、こしょう各少々。無糖のアーモンドバターもあるとなおよし。

作り方

豚ひき肉に、みじん切りの玉ねぎを加えて練り、塩、こしょうを振り、肉だねを作る(パン粉や卵を加えるとふんわりとした食感に)。好みで、ナツメグやシナモン、クミンなどのスパイスを加えるとよし。

志織さんのポイント

おいしいトマトソースを作るのは、手間と時間がかかるけれど、トマト缶を少し煮詰めただけでも、アーモンドバターをひとさじ加えるだけで、あっという間にとろみがつき、まろやかな味に。アーモンドバターがなければ、煮詰めたトマト缶に生クリームを加えれば、トマトクリームソースになる。

里芋のブルーチーズマッシュ

picture

時短料理に役立つ里芋レシピ

すぐに火が通るので、忙しいときもありがたい存在の里芋。価格も手頃なので、冬のあいだは常備しています。煮っころがしやお味噌汁にしたり、蒸して塩で食べたり、よく洗って皮ごと素揚げにしたりと、応用範囲が広いのも好きなところ。

材料(作りやすい分量)

里芋1袋(500gくらい)、ブルーチーズお好みの量(私は50〜80gくらい)、黒こしょう、あれば好みのナッツひとつかみ。

作り方

里芋はよく洗い、皮ごと蒸篭か蒸し器で蒸す。10〜15分くらいで火が通るので、布巾などで手をかばいながら(熱いので)、皮をむく。

志織さんのポイント

里芋は洗って濡れた状態で、包丁で皮をむくと大変。火を通してからだと、簡単につるっとむけるので時短に。あれば水にさらしたスライスオニオンを適量加えても。

手間をかけずに「雰囲気のいい普段ご飯」を

料理家さんの取材をすることが多く、料理は大好きな趣味でもあるという志織さんですが、日常は、時間に追われて夕食を作っているのが現実。「丁寧で凝った料理は作れない。炊飯器は持っていないし、レンジ調理も苦手なので、2口のコンロで効率よく作れるようになっているかも」

友人が遊びにくると、料理を出すスピードに驚かれることも多いのだとか。「ひとつのメニューにいろいろな材料をいくつも使うより、ひとつの材料で1品を作って、食卓に3品以上並ぶのが好みなので、1品はパパッと作れるものばかり」

「家族は小学生の息子が2人に夫という男所帯なので、肉と量は必要。揚げ物の頻度も高い。ただし、家族の健康維持が自分の仕事でもあるので、自宅では野菜は多め、添加物はなるべく摂らずに、ということをモットーに料理しています」

志織さんの普段のレシピを作ってみたら、その手軽さと美味しさに「我が家の定番レシピ」が増えるかも。試してみてくださいね。