大人女性に刺さる新作映画5選

6月公開の映画は、真の絆とは?と考えさせられるヒューマンドラマや、女性が自らの尊厳を守るため立ち上がった感動の物語、“お金”をテーマにした人生逆転エンターテインメントなど、大人の女性が夢中になれる作品ばかり!今回は5つの新作映画を公開日順にピックアップしました。
『渇水』6月2日(金)公開
「停水、お願いします」──渇いた心に希望の雨は降るのか?

1990年に文學界新人賞受賞や芥川賞候補となり注目を浴びた河林満による「渇水」。<生の哀しみ>を鮮烈に描いた名篇が、多くの重厚な作品を世に贈り出し続ける映画監督・白石和彌さんの初プロデュースにより、刊行から30年の時を経て映画化が決定。主演には、多彩な役どころを変幻自在に演じ分ける実力派俳優の生田斗真さん。水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る業務に就く水道局員の主人公・岩切俊作が、心の渇きにもがきながらも“生の希望”を取り戻していくという難しい役どころを体現しました。

さらに門脇麦さん、磯村勇斗さん、尾野真千子さんなど一級品の演技で魅了する豪華俳優たちが集結。人と人の関係が希薄になってしまった現代社会に、真の絆とは何かを問いかけ、観る者を生への希望で照らし出す感動のヒューマンドラマが誕生しました。
あらすじ

日照りが続くある夏、市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)は、水道料金を滞納している家庭や店舗を訪ね、水道を停めて回る日々を送っていた。県内全域で給水制限が発令される中、岩切は二人きりで家に取り残された小学生の姉妹と出会う。

蒸発した父、帰ってこない母。電気とガスはすでに停止していた。子供たちの最後のライフラインである水までも停めてしまっていいのか?岩切は親との関係に悩んだ子供時代や、妻と一緒に実家に帰ったまま戻ってこない幼い息子を姉妹に重ねて葛藤しつつも、規則に従って停水を執り行う──。
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キャスト・概要
生田斗真
門脇麦 磯村勇斗
山﨑七海 柚穂/宮藤官九郎/宮世琉弥 吉澤健 池田成志
篠原篤 柴田理恵 森下能幸 田中要次 大鶴義丹
尾野真千子
『ウーマン・トーキング 私たちの選択』6月2日(金)公開
自らの尊厳を守るために語り合った女性たちの感動の物語

第95回アカデミー賞®︎脚色賞を受賞した話題作。2005年から2009年にボリビアで起きた連続レイプ事件を基にした作品で、自らの尊厳を守るために語り合った女性たちの感動の物語です。メガホンを取ったのは、日本でも大ヒットを記録した『死ぬまでにしたい10のこと』などで俳優として活躍してきたサラ・ポーリー監督。

主演は、高い演技力を評価され、2度アカデミー賞にノミネートされたルーニー・マーラ。製作総指揮はブラッド・ピットが務めました。作品の背景には性暴力がありますが、映画自体は暴力的ではなく、女性たちが短い時間の中で、自分のため、子供のため、未来のためにどんな対応を取るべきか決断を迫られる様子が描かれています。閉鎖された村で起きた許し難い犯罪に、女性たちが悩みながらも立ち向かっていく姿は胸を打つこと間違いなし。
あらすじ

2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」である、と男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。犯人たちは逮捕され、保釈までの2日間、女性たちは納屋に集合し、この事件に対してどのように対処するのか話し合いを始める。記録係として参加を許された唯一の男性は、一度コミュニティから出て、大学で学んで帰郷した教師のオーガスト・エップ(ベン・ウィショー)。子供たちの世話は、物言わぬメルヴィン(オーガスト・ウィンター)に任された。

最初に女性全員による投票が行われる。選択肢としては「1.赦す」「2.この地に留まり、男たちと戦う」「3.この場を去る」。結果は1が少なく、2と3が同数。男性たちが不在の間に決断が迫られる緊迫感のなか、尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う。
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キャスト・概要
ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンド ほか
『水は海に向かって流れる』6月9日(金)公開
「私、一生恋愛しないから──」

圧倒的支持と高い評価を集める田島列島の待望の新作漫画が映画化!26歳のOL・榊さんと高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描きます。過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言する主人公・榊千紗を演じるのは、広瀬すずさん。国民的女優として常に飛躍をしてきた彼女が、感情を表に出さないクールなオトナ女子役で、 新たなステージに挑みました。榊さんに淡い想いを寄せる直達役に抜擢されたのは、若手期待の俳優・大西利空さん。『キングダム』シリーズで主人公・信の幼少時代を演じるなど確かなキャリアを積み上げ、満を持して等身大の高校生役を好演。

直達の叔父・茂道(通称:ニゲミチ先生)役には、高良健吾さん。ユーモア溢れる脱サラ漫画家を抜群の存在感で魅せました。 直達に想いを寄せ、榊さんに対抗心を燃やす同級生・楓役を初々しく演じたのは、本作が長編実写映画初出演となる當真あみさん。さらには、戸塚純貴さん、勝村政信さん、北村有起哉さん、坂井真紀さん、生瀬勝久さんらが会話劇を盛り上げます。監督は、『そして、バトンは渡された』の前田哲監督。心の揺れ動きや溢れ出る感情を丁寧に映し出しました。10 歳年下の直達のまっすぐな想いが、榊さんの止まっていた時間を動かしていく、“ときめき”と“感動”の物語です。
あらすじ

通学のため、叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった高校生の直達(大西利空)。だが、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さん(広瀬すず)だった。案内されたのはまさかのシェアハウス。

いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26 歳OL ・榊さんを始めとし、脱サラしたマンガ家の叔父・茂道、女装の占い師・泉谷(戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授・成瀬(生瀬勝久)…と、いずれも曲者揃いの男女5人、さらには、拾った猫・ミスタームーンライトをきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で泉谷の妹・楓(當真あみ)も混ざり、想定外の共同生活が始まっていく。そして、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い想いを抱き始める直達だったが、なぜか「恋愛はしない」と宣言する彼女との間には、過去に思いも寄らぬ因縁が。榊さんが恋愛を止めてしまった<本当の理由>とは?
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キャスト・概要
広瀬すず
大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ/勝村政信
北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久
『大名倒産』6月23日(金)
いきなりプリンスに!でも、借金100億!?

ベストセラー作家・浅田次郎の傑作ノンストップ小説「大名倒産」。2019年に上下巻で単行本が発売されると、その笑いあり、涙ありの痛快なストーリーが好評を博し、瞬く間に話題となった作品がついに実写映画化します。殿になった途端に次々とピンチに見舞われる、“巻き込まれ系プリンス”松平小四郎を演じるのは、幅広い層から愛される国民的俳優・神木隆之介さん。今回の作品でも、愛嬌溢れる変顔を惜しげもなく披露したと思えば、若きリーダーとしての葛藤、そして成長を見事に表現しています。

さらに杉咲花さん、松山ケンイチさん、小日向文世さん、小手伸也さん、桜田通さん、宮﨑あおいさん、浅野忠信さん、佐藤浩市さんなど、日本を代表する超豪華キャストが集結。個性的なキャラクターをいきいきと演じます。監督は『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』などで今最も注目を集める前田哲さん。脚本は『七つの会議』やドラマ「半沢直樹」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜 9 season2~4」「下町ロケット」の稲葉一広さんが務めました。いつの時代も我々の生活に縁深い“お金”をテーマにした、“いきなりプリンス”と愉快な仲間たちの、サイコーな人生逆転エンターテインメントが誕生!
あらすじ

越後・丹生山藩の鮭売り・小四郎(神木隆之介)はある日突然、父・ 間垣作兵衛(小日向文世)から衝撃の事実を告げられる。なんと自分は、〈松平〉─小四郎徳川家康の血を引く、大名の跡継ぎだと!庶民から一国の殿様へと、華麗なる転身…と思ったのもつかの間、実は借金 100 億円を抱えるワケありビンボー藩だった!?先代藩主・一狐斎(佐藤浩市)は藩を救う策として「大名倒産」すなわち藩の計画倒産を小四郎に命じるが、実は全ての責任を押し付け、切腹させようとしていた…!

残された道は、100億返済か切腹のみ!小四郎は幼馴染のさよ(杉咲花)や、兄の新次郎(松山ケンイチ)・喜三郎(桜田通)、家臣の平八郎(浅野忠信)らと共に節約プロジェクトを始める。不要な武具や家具をリサイクル、屋敷を売り払い、兄弟ひとつ屋根の下でシェアハウス、果ては殿の下肥まで肥料として売るなど、知恵と工夫で藩の財政を立て直そうとするが、そんな中、江戸幕府に倒産を疑われてしまい大ピンチ!果たして小四郎は100億を完済し、自らの命と、藩を救うことが出来るのか…!?
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キャスト・概要
主演:神木隆之介
出演:杉咲花 松山ケンイチ
小日向文世 / 小手伸也 桜田通 / 宮﨑あおい
キムラ緑子 梶原善 / 勝村政信 石橋蓮司
髙田延彦 藤間爽子 カトウシンスケ 秋谷郁甫 ヒコロヒー
浅野忠信 / 佐藤浩市
『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』6月30日(金)公開
クセ強キャラたちによる、異色の探偵エンタメ

日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『ミッドナイトスワン』や阿部寛主演『異動辞令は音楽隊!』などのヒット作を手掛ける内田英治監督と、ポン・ジュノ監督作の助監督を経て、佐藤二朗主演『さがす』や配信ドラマ「ガンニバル」などが大きな話題を呼んでいる片山慎三監督。インディーズ界から飛び出し、日本映画界を席巻している最強すぎるふたりの異才監督がタッグを組み、『ちょっと思い出しただけ』『月の満ち欠け』『すずめの戸締まり』などの映画だけでなく、ドラマやCM などにも引っ張りダコの伊藤沙莉さんを主演に迎えました。

そのほか、竹野内豊さんなど豪華キャストが勢ぞろい。次々と巻き起こる予測不能な出来事、オフビートな笑い、歌舞伎町でしか生きられない人間達のはちゃめちゃさの果てに、なぜか感動の涙を巻き起こす異色の“探偵エンタメ”が誕生!
あらすじ

“東洋の魔窟”“アジア最大級の繁華街”と称される「新宿・歌舞伎町」を舞台に、15年前の誰にも言えない秘密を持つ探偵・マリコ(伊藤沙莉)。自称・忍者の彼氏を持つ彼女が FBIから依頼されたのは、行方不明になった地球外生命体の捜索だった……。

次々と巻き起こる予測不能なストーリーを彩るのは、別れた娘を捜す落ちぶれヤクザやホスト狂いのキャバ嬢、シリアルキラーに殺人マシーンとして育てられた殺し屋姉妹など、クセが強すぎるキャラクターたち。さらには、オフビートでブラックな笑いやちょっとアダルトな描写などが複雑に絡み合うなか、それらが1本の線として繋がり始め、やがて居場所を捜している孤独を抱えた人々の思いが、まさかの感動を生み出すことに!
予告編をチェック!
キャスト・概要
伊藤沙莉
北村有起哉 宇野祥平 久保史織里(乃木坂46) 松浦裕也
竹野内豊
映画を見てスカッと気分に!

雨が多くジメジメとしている6月も、映画を観れば気分もリフレッシュできるかも。笑って泣いて感動して、モヤモヤとした気持ちを晴らしちゃいましょう!