紅葉が見頃の京都で、夜の紅葉のライトアップを楽しむのにおすすめなのが京都府立植物園。昨年大好評アートナイトイベントが、今年はさらにパワーアップしてカムバック!
そうだ京都へ行こう!京都の紅葉を楽しむなら夜の植物園へ
創立100周年を迎えた日本最古の「京都府立植物園」

京都の街が紅葉ライトアップで賑わう季節♡清水寺や東寺など有名すぎるスポットは毎年大混雑しますが、ゆったりと紅葉を楽しみたい人におすすめしたいのが京都府立植物園。
そして、今年の植物園の注目ポイントが、世界で550以上の作品を手がける Moment Factory による没入型アート「LIGHT CYCLES KYOTO」。昨年の日本初開催で大きな反響を呼び、2026年末まで期間を拡大。秋の紅葉イルミネーションと重なることで、夜の植物園がさらに進化しています。

秋は特に美しく、世界三大紅葉樹のスズランノキ、ヌマミズキ、ニシキギをはじめ、イチョウやケヤキの黄葉エリア、落ち葉がカーペットのように敷き詰められる散りモミジなど、園内のエリアごとに様々な紅葉が楽しめます。京都らしい庭園の風景が凝縮されたこの季節の植物園は、歩くだけで秋の深まりを感じられる、京都らしい風景が広がります。
紅葉ライトアップが幻想的♡
日が落ちて、園内の木々が灯りに照らされると、昼とはまったく違う表情に。夜風を感じながら歩くと、光と紅葉が作り出す静かな世界がゆっくり広がります。光が重なった紅葉は、京都の静かな夜にそっと華やかさを添えてくれます。
樹齢100年以上のけやき並木が光に染まる道

正門から約250メートル続くけやき並木は、植物園の象徴的なスポット。樹齢100年以上の大木が立ち並び、夜になるとやわらかい光が枝葉を照らし出します。光のリズムに包まれた静かな森の道が続きます。
苔むした池に映り込む“逆さ紅葉”が圧巻

なからぎの森にある池は、植物園屈指の紅葉スポット。光に照らされた紅葉が水面に映り込む“逆さ紅葉”は、絵画のような美しさでした。周辺には約200本のイロハモミジが立ち並び、赤や黄、深い緑が重なったグラデーションが暗闇の中にそっと浮かび上がります。モミジが水面に映る景色は息をのむほど美しく、夜風に揺れる光と影が幻想的でした。
織物の神様を祀る半木神社で、光の祈りを感じて
千年以上この地に息づく半木神社では、光ファイバーを使った特別演出「OSCILLA」が開催されています。森を抜ける風の音や葉のざわめき、植物たちが発するかすかな振動が、光と音のレイヤーと重なり合うことで、長い時間が織り重なったような独特の世界が生まれます。
メインは、日本最大級の観覧温室での没入型ナイトイベント
紅葉エリアを抜けると、今回のメインイベントである「LIGHT CYCLES KYOTO」の会場へ。ここからは植物園の温室がまるごと別世界に変わります。
温室はまるごとアートに変わる。4つの異世界ゾーンへ
自然との深いつながりを五感で体感できる非日常の世界
幻想的な光をまとった植物たちに囲まれながら温室を巡る時間は、まるで現実からそっと切り離されたような特別な感覚がありました。最先端のライティングが葉の一枚一枚を照らし、穏やかな音のレイヤーが重なっていくことで、自然とテクノロジーが美しく溶け合う没入空間が広がります。
歩くたびに光の表情が変わり、音がやさしく導いてくれるようで、サウナ後の整う瞬間のような、不思議と心身がほどけていくような感覚に。忙しさを忘れて、ただその世界に身を委ねたくなる、非日常空間が広がっていました。
① LIGHT WILL FIND YOU ― 木漏れ日の光に包まれる
「こもれび」の感性にインスピレーションを受けクリエイションされたエリア。木々の隙間から差し込む光が、朝から夕暮れ、そして夜へと移ろうようにゆっくり色を変え、空間をやわらかく包み込みます。
② MEMORY OF WATER ― 水の記憶をたどる世界
水が持つ記憶や流れ、その音や光までもがひとつに溶け合うインスタレーション。熱帯雨林に落ちる小さな雫から大海原へ広がる波まで、水の世界がつながっていることを感じさせるように、雨音や水の流れ、光の筋が重なり合い、水に包まれているような浮遊感が広がります。
③ FOREST FREQUENCIES ― 自然の鼓動に耳を澄ます
まるで“自然の交響曲”の中に入り込んだような、視覚と聴覚が溶け合う没入型のエリア。植物たちが静かに奏でる鼓動が光と音のリズムで表現され、色彩は脈動し、風の音や葉の揺らぎがやさしく響きます。
④ INVISIBLE ― 静けさの中に浮かび上がる光のリズム
夜の砂漠を思わせる静かな空間で、普段は見えない植物の命のリズムがそっと浮かび上がる神秘的なエリア。精細なプロジェクションマッピングによって、植物固有のパターンや軌跡が暗闇の中に描き出され、サボテンのシルエットや光のラインが静かに揺らぎます。
京都の老舗“小川珈琲”の限定メニューも必見♡
会場では京都を代表する老舗コーヒーロースター「小川珈琲」によるイベント限定ドリンクも登場!スパイス香るホットアップルサイダーや、レモングラスやエルダーフラワーが香るハーブホットレモネードなど、夜の冷え込みに嬉しい温かいメニューが揃っています♡散策の合間にほっとひと息入れたくなる、優しい味わいです。
植物園らしい限定グッズが揃う「Kyoto Botanical Gardens Store」
植物園内のストアは、蔦屋書店を手掛けるCCCが運営。歴史ある英国王立植物園キューガーデンとの限定コラボレーショングッズの販売や、 京都発カカオブランド dari K(ダリケー)の植物の恵みを感じさせるスペシャルアイテムを発売など、京都のローカルブランドとのコラボレーションコンテンツも展開。京都府立植物園で剪定された美しいバラや風格あるタイサンボクをアップサイクルし、新たな命を吹き込んだ Byaku(ビャク)のアロマストーンやルームスプレーなどサステナブルな視点を取り入れた魅力的なラインナップにも注目。
植物園の“植”をモチーフにデザインしたTシャツやロンT、ガーデニング用のデニムエプロン、サボテン柄のエコバッグなど、ここでしか買えない限定アイテムが可愛かったです。お土産にもぴったりなラインナップで、紅葉とアートの余韻を自宅でも楽しむことができます。
紅葉とアートが響き合う、京都の夜散歩♡

京都には数多くの紅葉名所がありますが、植物園の夜は自然の美しさと現代アートが溶け合う唯一無二の場所。けやき並木の黄葉、苔の池に映る逆さ紅葉、半木神社の静謐な光、そして温室での没入アート。夜の中で景色が次々と変わる体験は、ここでしか味わえない秋の贅沢です。
紅葉も楽しめる秋の特別プログラムは12/7まで!LIGHT CYCLES KYOTOは、3/31まで♡
イベント名 : LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都) 会場 : 京都府立植物園(京都市左京区下鴨半木町) 京都市営地下鉄「北山駅」直結