02.17Tue/火

LOCARI(ロカリ)

冬の沖縄は“やちむん旅”が正解♡「OMO5沖縄那覇(おも)by 星野リゾート」を拠点に、やちむんを使って・知って・選ぶ時間

[PR]

器好きのための沖縄旅。OMO5沖縄那覇(おも)by 星野リゾートの新客室「やちむんルーム」で100種類のやちむんと過ごし、壺屋やちむん通り、海辺のやちむん市と、冬の沖縄でやちむんのある時間を深く味わう3日間をレポートします。

冬の那覇は、やちむんを楽しむのにちょうどいい季節

器と向き合う時間が生まれる、冬の沖縄

picture

気温は16〜25℃ほどで、日中は長袖やニット一枚でも心地いい冬の沖縄。暑さが厳しい夏と比べて街歩きがしやすく、器店をのぞいたり、カフェでお茶をしたり、気になる器を手に取ってじっくり眺める時間にも余裕が生まれます。「次はどの器に出会えるかな」と、歩くこと自体が楽しくなる季節。

picture

今回の旅の拠点に選んだのは、那覇の街を丸ごと楽しむ街ナカ滞在を楽しむ「OMO5沖縄那覇」。
ここでは、やちむんを見るだけでなく、朝のお茶、午後のおやつ、夜の一杯まで、実際に使いながら過ごすことができるのが最大の魅力♡器好きにとっては、思わず心が躍るような滞在が待っています。

今回は器好きのLOCARI編集長Yuukiが、やちむんと過ごす沖縄の冬旅をご紹介します。

やちむんを暮らしの中で味わう「やちむんルーム」

picture

やちむんとは、約400年前から沖縄で受け継がれてきた焼き物。素朴さの中に力強さがあり、使うほどに手になじむ器として、今も那覇市の「壺屋やちむん通り」や読谷村の「やちむんの里」など、県内各地で作られ続けています。

100のやちむんと過ごす、ギャラリーのような客室

picture

見るだけじゃない、実際に使ってみてわかること

そんなやちむんの魅力を、泊まりながらじっくり体感できるのが「OMO5沖縄那覇」が提案する「やちむんルーム」。今回は、2024の11月にスタートした「やちむんルーム」に宿泊させていただきました。

picture

この部屋の1番の魅力は、飾られたやちむんを眺めるだけでなく、実際に使えること。壁一面に並ぶ器の中から、「今日はこのやちむんでコーヒーを」「このスイーツには、このやちむんが合いそう」と、好きなやちむんを手に取って、質感や重さ、口当たり、使い心地をじっくり確かめることができます。同じ飲み物でも、器が変わると味わいの印象が変わる。そんな器の奥深さを、自然と体感できる滞在です。

お気に入りの器でお茶をしながら、ガイドブックで背景を知る時間

picture

さらに、客室には作り手や窯元の背景をまとめたオリジナルのガイドブックも用意。気になった器をチェックして、翌日、実際に壺屋やちむん通りや工房を訪ねてみるのもおすすめです。

「やぐらルーム」の進化系客室

picture

やちむんルームは、OMOの特徴でもあるやぐら寝台を取り入れた「やぐらルーム」の進化系。素足が気持ちいい畳張りの床に、バス・トイレ別の三点独立型の水まわり。旅の疲れをしっかり癒せる設計に。

やぐら構造の上段にあるベッドスペースには、ベッドライナーやクッションカバーに、やちむん柄の1つでもあり、那覇市の市花のブーゲンビリアをモチーフにしたデザイン。眠る直前まで、沖縄の文化や色彩に包まれながら過ごせます。

「やちむんルーム」概要 ▪️定員     :3名 ▪️料金     :18,000円〜(1泊1室あたり、税込、食事別) ▪️含まれるもの :やちむんガイド1組1冊・お茶菓子セット・泡盛ミニボトル          「壺屋やちむん通り」お土産チケット

チェックイン後は、やちむんを選んでひと休み

さんぴん茶とちんすこうから始まる午後

picture

チェックインを済ませ、やちむんルームに入ったら、まずは靴を脱いでほっとひと息。テーブルに並べたのは、冷えたさんぴん茶と、お部屋に用意されている星型のちんすこう。
どのやちむんでお茶を楽しもうかと器棚の前に立つ時間も、この部屋ならではの楽しみです。器の重さや手へのなじみ方を感じながら、自然と気持ちが落ち着いていきます。

DAY1|やちむんを"試す"

器が変わると、味の感じ方も変わる

picture

旅のはじまりは、やちむんを見る前に、まず使ってみるところから。「OMO5沖縄那覇」のやちむんルームでは、100種類のやちむんを自由に使いながら過ごせるのが最大の魅力です。
同じ飲み物でも、器の形や厚み、縁のつくりによって、口当たりや印象が変わることを自然と実感できます。この器、いいかも♡そんな小さな気づきが積み重なり、やちむんがぐっと身近な存在になっていく1日目です。

オリオンビールで軽く乾杯

picture

さんぴん茶でひと息ついたあと、冷蔵庫から取り出したのは、きんきんに冷えたオリオンビール。旅先だからこそ、時間を気にせず軽く一杯できるのも、街ナカ滞在のいいところ。

港川ステイツサイドタウンで、スイーツを調達

やちむんに映えるスイーツを探しに

picture

やちむんルームでティータイムを楽しむべく、向かったのは外国人住宅が並ぶ「港川ステイツサイドタウン(港川ステイツタウン)」。
アメリカ統治時代のミリタリーハウジングをリノベーションしたこのエリアは、カフェや焼き菓子店、雑貨店が点在する、感度の高い街並みが魅力です。

「黒糖カヌレほうき星」で、やちむんに映えるカヌレを

picture

まず立ち寄ったのは、沖縄で初めての黒糖カヌレ専門店「黒糖カヌレほうき星」。多良間島の黒糖を使用していて、小ぶりで、外はカリッと中はもっちり。優しくて日本人好みの味わいが人気のお店。この時期は、クリスマスをイメージした限定フレーバーが並び、ショーケースの前で思わず足が止まります。やちむんにのせて楽しむおやつとして、いくつかセレクトしました。

picture

まずは、素材の味をしっかり感じられるプレーン。外側の香ばしさと中のもっちり感が際立ちます。コーヒーフレーバーは、ほどよい苦味があり、大人っぽい後味。午後のコーヒータイムにぴったりです。

picture

クリスマスシーズン限定のピスタチオチョコは、ツリーを思わせるデコレーションが目を引く一品。ナッツのコクとチョコレートの甘さがバランスよく、特別感のある味わい。

写真映え抜群♡「オハコルテ(oHacorté)」のレモンケーキ

picture

続いて向かったのは、焼き菓子店「オハコルテ(oHacorté)」。お目当ては、沖縄県産シークヮーサー果汁をたっぷり使ったレモンケーキです。「おもてなしセレクション2024」を受賞しており、ファンも多い人気のスイーツ。

夜は、やちむんで泡盛を一杯

picture

外でディナーを楽しんだあとは、部屋に戻って夜の時間。今度は、やちむんに泡盛を注いで、ゆっくりと一杯いただきます。
少し厚みのある器で飲む泡盛は、アルコールの角がやわらぎ、昼間とはまた違った、落ち着いた味わいに。家でもやちむんでお酒飲めたらな♡そんな気持ちがふっと芽生える、静かな夜の時間です。

DAY2|やちむんを“知る”

使ってから見ると、器の見え方が変わる

picture

2日目は、やちむんの背景やつくり手の視点に触れる時間。向かったのは、「壺屋やちむん通り」です。前日にやちむんルームで実際に器を使っていたからこそ、通りに並ぶ器の見え方が、今までとは少し違って感じられます。

朝は「10時茶」で、やちむんと向き合う

器と静かに向き合う朝

picture

翌朝は、沖縄の文化でもある「10時茶」をやちむんで。朝食後、少し遅めの時間に中国茶をいただきます。
「今日はこのやちむんがいい」と感じながら、一晩過ごすだけで、器との距離が少し縮まっているのを実感します。

壺屋やちむん通りへ

picture

2日目は、那覇市内の国際通りのすぐ近くにある「壺屋やちむん通り」へ。前日にやちむんルームで使っていた器と同じ窯元のやちむんを見かけることもあり、思わず足が止まります。

やちむんルームで実際に使ってみたからこそ、やちむんをただ眺めるのではなく、選ぶ視点が一段深くなっているのを実感します。

DAY3|やちむんを“選ぶ”

picture

旅の締めくくりは、やちむんを自分の暮らしに迎える時間。訪れたのは、読谷村にある「バンタカフェ by 星野リゾート」で、期間限定で開催されていた「海辺のやちむん市」です。

絶景とスケールを誇る海カフェ「バンタカフェ by 星野リゾート」

picture

旅の3日目は、読谷村にある「バンタカフェ by 星野リゾート」へ。サンゴ礁の海を見晴らす断崖の上に立つカフェで、沖縄らしいスケールの景色を眺めながらやちむんと食事を楽しみます。

また、会場内では、読谷村に点在する70以上の工房から集められたやちむんの展示も。歴史ある風合いのものから、自由な発想が光る作品まで、多彩な表情のやちむんを鑑賞することができます。

週末限定で開催されるやちむん直売会「海辺のやちむん市」

訪れた時期は、沖縄を代表する工芸品・やちむんをテーマにしたイベント「海辺のやちむん市」が開催されていました。(※2025年11月1日〜24日の期間限定開催/現在は終了)

直売会の会場となるのは、崖の上から浜辺へと続く「海辺のテラス」や、高台に広がる「大屋根デッキ」。
土日限定で、1日4〜6の工房が出店し、参加する工房は週ごとに入れ替わります。

自分だけの“イッピン”に出会うためのガイドツアー「十時茶さんぽ」

picture

直売会の前に参加したのが、バンタカフェのスタッフが案内してくれるガイドツアー「十時茶さんぽ」。
やちむんのいろはを知ることが出来る講座では、やちむんの歴史や、工房ごとの作風の違いについて教えてもらいます。

やちむんを読み解く、代表的な文様と技法

「荒焼(あらやき)」と「上焼(じょうやき)」

やちむんは、大きく分けて2つの焼き方があることから教えてもらいました。

やちむんでよく出会う代表的な柄・技法って?

picture

やちむんを手に取った瞬間、これ、かわいい!で終わらせないのがやちむん旅の楽しみ方。実は、器に描かれる文様や技法には、長寿や子孫繁栄、魔除けなど、暮らしに寄り添う願いがそっと込められています。

菊唐草文(きくからくさもん)。

ツタが伸び広がる様子から、長寿や子孫繁栄を意味する縁起の良い柄です。同じ唐草でも、染め付けだったり、釉薬を泥状にしてケーキのデコレーションのように盛ることで、ぽこぽこと立体的に仕上げるものもあり、表情はさまざま。

飛び鉋(とびカンナ)

ろくろを回しながら刃先を均一に当てて模様を刻む技法。規則正しいリズムの中に、わずかな揺らぎが生まれ、機械では出せない温かみがあります。

魚文(ぎょもん)

魚がたくさん卵を産むことから、子孫繁栄の象徴とされる柄。沖縄の陶工・金城次郎さんの影響も大きく、やちむんを代表する文様のひとつです。

点打ち

ひとつひとつ手描きで点を打つ技法。魔除けや祈りの意味が込められており、水色・コバルト・茶色など、色の組み合わせによって、同じ点の柄でも印象ががらりと変わります。

「十時茶」をいただきながら、直売会に向けて作戦会議

picture

直売会実施前の店舗を訪れ、作陶にまつわるエピソードを伺います。ぐるりと巡った後には、お茶とお菓子でひと休みをする沖縄の風習「十時茶」を体験。

今回出会った、やちむん市の工房

picture

海から渡るやわらかな秋風を感じながら、工房の方と直接言葉を交わし、器を手に取って選べる時間は、まさに至福のひととき。この日の直売会には、工房エクレシア、茂生窯、はんざ窯、山ひつじ舎陶器、エドメ陶房など、個性豊かな工房が参加していました。

①茂生窯(もいがま)

picture

45年以上続く窯元で、「昔ながらのやちむん」を今も丁寧に作り続けています。
釉薬はすべて自分たちで調合し、県内で土が採れなくなってきた今は、複数の土をブレンドして独自の風合いを生み出しているそう。

picture

「手間がやちむん」という言葉どおり、ひとつひとつの絵柄に意味があり、どこか凛とした佇まい。
私が選んだのは、唐草と蝶々の文様。平皿は特に使いやすく、毎日の食卓で活躍してくれそうです。
高温で焼かれているため、電子レンジ対応なのも嬉しいポイント

②エドメ陶房

picture

エドメ陶房のやちむんは、華やかな色彩とおおらかで可愛らしい絵付けが魅力。しっかり厚みのある丈夫なつくりで、力強いタッチと温かみのある表情が心地よく共存していて、バランスの良さがとても素敵なうつわたちです。

③工房エクレシア

picture

クリスチャンの作り手さんが、牧師さんとともに「祈り」をテーマに制作。色使いが美しく、天と地をつなぐイメージで描かれた文様や、貝殻のリボンのような小皿は、薬味やお醤油皿としても使いやすそうでした。クリスマスツリーや魚の形など、遊び心のあるデザインも。

④山ひつじ舎陶器

picture

赤い土に白土を掛け、その上から透明釉を施す独特の技法が印象的。
動物や家のモチーフがどこか物語のようで、見るたびに気持ちが和らぎます。

⑤はんざ窯

picture

ギリシャ語で表現された「4つの愛」が彫られた器が印象的。ギリシャ語や神話を交えながら、一見同じお皿に見えても1つ1つ違くて同じものはないんだと、作品に込めた想いや愛についてを熱く語ってくれました。

今回購入したやちむんはこちら♡

picture

普段の陶器市だと新聞に陶器を包むので忙しく、工房の方とゆっくり会話出来るチャンスはなかなかないので貴重な体験となりました。会話をしながら自分だけのお気に入りをゆっくり見つけることが出来るので、より作品への愛が深まり、やちむんとの距離が縮まる時間でした。

やちむんの世界を味わう♡伝統をモチーフにしたオリジナルスイーツ

モチーフが可愛い「やちむんクッキー」

picture

イベント開催中のバンタカフェでは、やちむんの伝統をモチーフにした「やちむんクッキー」も登場!カラカラやマカイ、マグカップなど、やちむんの器をモチーフにした愛らしいオリジナルクッキー。

伝統を味わう、限定スイーツとティーセット

picture

もうひとつのお楽しみは、ピクニック感覚で海辺でのティータイムを楽しむ限定メニュー。沖縄の伝統的な瓶「ゆしびん(嘉瓶)」を使った、ティーセットが登場!

スイーツは、器を焼き上げる沖縄の伝統的な「登り窯」をモチーフにした「のぼり窯コロネ」。サクサクのパイ生地を窯に見立て、一つのコロネの中に3種類(黒糖、スパイス、ココナッツのクリーム)のクリームを詰めています。

▪️販売期間:終了   ▪️料金 : やちむんクッキー 500円 ゆしびんティーセット(さんぴん茶またはハーブティーと、のぼり窯コロネのセット)2名分 3,200円 のぼり窯コロネ 800円

海辺の自然を活かした、やちむんの展示空間

picture

イベント期間中は、海辺の自然と共に眺める個性豊かな100個近くのやちむんの展示も。バンタカフェのある読谷村は、登り窯が集まる「やちむんの里」をはじめ、大小70以上の工房が点在するやちむんの聖地。イベント期間中は、そんな読谷村の各工房から集められた器が、バンタカフェの各所に展示されていました。

屋内の「ごろごろラウンジ」では、海を望む窓辺に「マカイ」と呼ばれる碗がずらり。伝統的なものからかわいくてPOPなものまで。沖縄のおおらかな文化もあって、これがやちむんという縛りもないので、作り手によって表情はさまざま。

picture

また、「大屋根デッキ」では、カルタ遊びのように作風の違いを知る「豆皿カルタ」も。海辺でのんびり過ごしながら、自然とやちむんの奥深さに触れられる展示でした。

やちむんで味わう、旅の締めくくりランチ

picture

やちむん市をじっくり楽しんだあとは、併設のレストラン「オールーグリル by 星野リゾート」でランチタイム。
沖縄の青い海を望む開放的な空間で、最後までやちむんのある時間を楽しみます。

オーダーしたのは、やちむんのお皿でいただく肉厚でジューシーなハンバーガー。
少し厚みのあるプレートにのせられたハンバーガーは、どこか家庭的で、でも特別感もあって、器ひとつで食事の印象がこんなに変わるんだと改めて実感します。

picture

ドリンクは、沖縄生まれのクラフトビールから、人気の「カミー・タイラー」を。柑橘を思わせる爽やかな香りと、すっきりとした飲み口で、昼間でも心地よく楽しめる一杯です。
海を目の前に、やちむん×クラフトビール×ハンバーガーという最高の組み合わせで、リゾートを満喫できました。

やちむんと過ごした時間が、暮らしに続いていく

picture

「やちむんルーム」で実際にやちむんを使ってみて、壺屋やちむん通りで背景を知り、海辺のやちむん市で「これだ」と思えるやちむんに出会う♡工房の方と直接お話をしながら、器に込められた想いや手仕事の背景を聞く時間は、とても穏やかでどこか非日常なひとときでした。

旅から帰ったあとも、やちむんを使うたびに、沖縄の空気や、海風を感じたあの時間がふっとよみがえります。
冬の沖縄は、観光を急がなくていい季節。だからこそ、器と向き合い、これからの暮らしを思い描く旅がよく似合います。次の沖縄旅は、やちむんのある時間を過ごしてみませんか?

アバター画像
この記事のライター

星野リゾートは、「旅を楽しくする」をテーマに、旅の目的や過ごし方に合わせて「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」「LUCY(ルーシー)」の6つのブランドを中心に国内外に71(国内66、海外5)施設を運営しています。